勇者「喋れない。呪いかけられた」
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8:名無しNIPPER[sage]
2018/11/29(木) 21:51:00.11 ID:DCsOdRgbO
( 'ω'o[ テントの外草原]o

女僧侶「実はーー……勇者様の声に魔翌力がこめられてることがわかったんです」

女魔法使い「最初に異変に気がついたのは私ね。魔翌力を使う魔法職だから」

女戦士「魔法使いから聞いた時はにわかには信じられなかったんだが……」

女武闘家「うん。あたしもなにかの間違いだって思った……けど、言われてみればたしかにとも思って」

女僧侶「勇者様……っ! 事後報告のような形になってしまい申し訳ありません。でも……っ! そうしなければっ、勇者様のお命がっ! ぐすっ」ポロリ

女武闘家「僧侶だけじゃないっ! あたし達も同罪だよっ!」

勇者「(話がいっこーに前に進まねぇ)」イライラ

女魔法使い「いい? 耳かっぽじってよく聞いて。ーー勇者の声には、魅惑作用がある」

女戦士「私達は勇者以外、女のみのパーティー構成だろう? アンタの声は私達に毒なんだ」

女魔法使い「それも極めて猛毒。脳までとろけさせるほどのーー」

勇者「(なんですか...…? それって俺の声がイケボすぎてたまらんってこと?)」

女魔法使い「ーー……さっき、僧侶から聞いたんでしょ? こうしなければ勇者が死んでたって」

女僧侶「私たちが……っ……私たちがっ! 勇者様を奪い合いっ!! 殺していたかもしれないのですっ!!」


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