ご主人様「メイドのくせに生意気だ!」メイド「ご主人様こそすぐ叩く!」
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165:名無しNIPPER[sage]
2019/12/01(日) 21:04:06.06 ID:t13kNQVWo
メイド「ご主人様、マナ雪2見にいきません?」

ご主人様「…マナ雪…『真夏の雪見だいふく2』か。そもそも1を見てねぇからなぁ」

メイド「ええ!あの名作を見ていない!?宗教上の理由ですか!?」

ご主人様「どんな宗教だ…俺は昔っからああいう3DCGのアニメーションが好きじゃねぇんだよ」

メイド「そうですか…。じゃあ諦めますね」ガックリ

ご主人様「なんでだよ。ひとりで観てくればいいだろが」

メイド「う〜ん…私、見たあとに『あれがよかったあそこはダメだった』って言い合うのが好きなんですよ。ひとりじゃそれができない…」

ご主人様「なら友達誘って…いや、そうか。友達なんていないんだったな…」

メイド「いますよ少しは!!!ただ急に誘って来てくれるかどうか…」

メイド「ていうか単純にひとり映画って…すごい寂しい感じするじゃないですか」

ご主人様(俺はそういうの全然気にしねぇんだけどな…)

ご主人様「よしわかった…じゃあお前、今から1の内容を俺に丁寧に教えろ」

メイド「え?」

ご主人様「それを聞いて、俺が『なるほど面白い映画だな、続編見に行くか』って気になったら俺もついてってやる」

メイド「なんでそんなめんどくさいことを…」

ご主人様「嫌ならひとりで寂しく観てくればいいさ…」

メイド「わ、分かりましたよ!えーとまず、雪が降る街で1人の少女が…」


10分後

メイド「で、ラストはでろでろに溶けた大福をみんなで囲んであの名曲を歌うわけですよ。ね?傑作と言われる理由が分か…」

ご主人様「zzz…」

メイド「……。しばいたろかコイツ…」

ご主人様「んお…終わったのか…。なげー映画なんだな。3時間くらい喋ってたんじゃないか?」

メイド「んなわけないでしょ!本編が2時間弱なのに!」

ご主人様「ま…長々と語ってくれたお礼に、着いてってやることにしよう」

メイド「着いてったってご主人様、絶対に映画館でも寝ちゃうじゃないですか!?」

ご主人様「そりゃ内容次第だろ、絶対ってことはない。(まぁ九分九厘寝ると思うが…)」

メイド「あ、じゃあ4DXとかどうです?座席が動いたり水がプシューって出てきたり…さすがに起きてられますよね?」

ご主人様「あれたぶん3000円くらいするぞ。俺は別にいいが、貧乏性のお前に出せるか?映画1本に3000円…」

メイド「た、高すぎる…!TSUTAYAなら好きな映画30本借りられるのに!」

ご主人様「旧作だけな」

メイド「しかも…ちょっと待ってくださいよ…!私、普段あんまり映画見ないから、たまに映画館行くと浮かれちゃって
欲しくもないパンフレットとかポップコーン買っちゃうタイプなんですよ!?ヘタすると諭吉が飛んでいってしまう…!」

ご主人様「それは我慢しろや」

メイド「なんか、見る気なくなっちゃったなぁ。やっぱりやめときましょうか。どうせまたテレビでやるでしょうし…」

ご主人様「そんときゃ俺も一緒に観てやる」

メイド「…約束ですよ」

ご主人様「ただしおめー、途中で寝たりしたら引っ叩いて起こすからな」

メイド「ど、どの口がそれを…!」


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