29: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:06:09.22 ID:4QLiHviq0
ひたすらに手に書いた文字を見つめながら歩いていたが、
信号で立ち止まった時、横断歩道の先にある公園を見つけた。
その時、会議室で一瞬だけ思い出した映像がもう一度だけ蘇る。
30: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:07:22.46 ID:4QLiHviq0
公園の奥にはどこかへ続く階段があった。
あの階段の先に……何かありそうな気がする。
31: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:08:05.43 ID:4QLiHviq0
――プロデューサーは今日もナイス普通ですね!
32: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:08:49.38 ID:4QLiHviq0
それでも今の声が誰かも分からないが、検討はつく。
33: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:09:59.94 ID:4QLiHviq0
「麗花ーーーっ!!」
34: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:10:38.86 ID:4QLiHviq0
公園を去ろうとした時、また声が聞こえた。
何を言われたのかよく聞き取れなかった俺は
35: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:11:37.16 ID:4QLiHviq0
その女性はそう微笑んでいたが、俺にはただ、急に微笑んできた
その女が気持ち悪くもあり……でもどこか懐かしい。
36: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:12:46.02 ID:4QLiHviq0
また、この瞬間全部思い出した。
手に書いた文字を確認する。
37: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:13:31.27 ID:4QLiHviq0
「……そうだ、どうしてかずっとお前のことが思い出せなくて……怖いんだ!
どうして麗花だけを忘れるんだ!」
38: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:14:14.60 ID:4QLiHviq0
「プロデューサーさんは今日も相変わらず普通です。
それだけ泥だらけになってもまだまだ普通です。
39: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2018/11/26(月) 22:16:14.08 ID:4QLiHviq0
「うーん……そうお願いしちゃったんです」
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