ヴァイス「少々席を外したいのですが」ターニャ「何故だ?」
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29:名無しNIPPER[sage saga]
2018/11/23(金) 23:36:32.51 ID:i37PCr8J0
「しょ、少佐殿……?」
「おはよう、ヴァイス中尉。今戻った」

むくりと身を起こすデグレチャフ少佐。
まるで死人が蘇ったような驚愕に包まれる。
そんな一同を見渡し、副官に状況を訪ねた。

「セレブリャコーフ少尉、なんだこの有様は」
「も、申し訳ありませんっ!」
「よもや、少尉を除いた全員が殉じるとはな」
「止める間もなく、次々殉じてしまいました」

心底申し訳なさそうに謝罪する副官。
ヴァイス中尉は困惑して、口を挟んだ。
一体これは、どういうことなのか。

「少尉。少佐殿は間違いなく漏らしたと、そう言った筈だが、これはどういうことなんだ?」
「はい、たしかに少佐殿は漏らしました」
「ならば、どうして少佐殿は健在なんだ?」
「それは……」

セレブリャコーフ少尉が、ちらりとデグレチャフ少佐の顔を伺うと、鷹揚に頷き、答えた。

「それが、欺瞞的撤退だったからだ」
「欺瞞的、撤退……?」
「作戦名は、『衝撃と畏怖』だ」

凶悪に口角を吊り上げる少佐は、悪魔だった。


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