神「異能力者七人のバトルロワイヤルが見たいな・・・」 2【安価】
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63: ◆R39XEzWXr6[saga]
2018/11/24(土) 00:50:12.19 ID:ZSTgsNhI0
ビル街



七音「見つけた……が」コソコソ



ラムダ「そっちはどうですか」

リカ「い、異常ナシです!」キョロキョロ



七音「二人居る……!?」

七音(何らかの事情でああするしかないって感じじゃない……協力し合ってるのか……)

七音(まずいな……私の能力は、相手が範囲に居る状態で発動しなければ意味がない。つまり半径3m)

七音(そこまで近付ければ勝てるのだが……二人でチームを組んでる奴ら相手に、そんなことができるか……?)

七音(いや、相手の能力次第では近付いても勝てないということすらあり得る。『燃焼インク』の腕以上のパワーを持つ能力とか)

七音(私の能力が小回りが効かない。少なくとも二つの能力を同時に相手取れるような万能ではない)

七音(どうする?ここは一旦退いて、私も協力相手を探してみるか?2対2なら……)

七音(駄目だ。これはバトルロワイヤル。おそらく彼女らのようにチームが成立している方が稀有だろう)

七音(……それに、私のような人間を信用してくれる人間が居るとは思えない)

七音(ここは物陰から、彼女らの様子を見るとしよう。宝石を持っているのは彼女らなのだし、他の参加者もここに来るはず)

七音(そこで他の参加者とのバトルが始まれば、その参加者も含めた彼女らの能力が分かるかもしれない)

七音(そして彼女らのMPが削れて、私が有利に立てると確信するまで……待機だ)コソコソ



リカ「……ん?」チラッ

ラムダ「どうかしましたか?」

リカ「何か、そこに人影が見えたような気が……あ、いや、やっぱり気のせいかも」

ラムダ「……どちらにせよ、警戒を怠らないように」

リカ「はい!」


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