245:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:52:35.39 ID:2v6yyusw0
千早「向こうは降伏か全滅させれば、トリオン艇二隻に、多数のトリガー、トリオン・情報源である私たちが15人手に入る……それに見合うとなると――」
美希「それか、美希たちを全滅させられないって思う方法……なんかあれば?」
246:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:53:02.18 ID:2v6yyusw0
あずさ「交渉ではなく、城戸さんという方にお願いしてみる、というのはどうでしょう〜」
修「……それは、難しいと思います」
247:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:53:41.18 ID:2v6yyusw0
木虎「――ま。全面降伏すれば命まではとられないでしょう」
隊長「命を取られなければいいというものではっ!」
248:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 21:55:24.37 ID:2v6yyusw0
バンナムの面々はそれぞれうつむき考えていたようだが、やがてひとり、またひとりと顔を上げる。
春香「私たちの負け……かな」
249:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 22:01:35.61 ID:2v6yyusw0
雪歩「うぅ……プロデューサーに、私たち……。でも、真ちゃんと伊織ちゃんを……」
響「……比べられるものじゃ、ない、もんね。プロデューサーや、いぬ美たちに一生会えないって決まったわけじゃないし」
250:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 22:02:53.50 ID:2v6yyusw0
美希「――みんな、笑顔、笑顔〜」
やよい「美希さん……」
251:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 22:06:13.66 ID:2v6yyusw0
美希「いっぱいーっぱい、大変だったけど。そうやって、ここまできた。だから」
すう、はあ、深く呼吸し。美希は顔いっぱいの笑みを浮かべる。
252:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 22:09:01.06 ID:2v6yyusw0
何事もなかった日常に戻るだけのはずの生徒達まで、皆がうつむいていた。
瞬く間に皆の心をつかんだアイドルたちの笑顔も、今は周囲の顔を明るくはしない。
誰もが考え込み、そして、答えが出せずにいた。
253:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 22:14:06.71 ID:2v6yyusw0
修はもう一度周囲を見た。
修を見ながらやはり考え込む遊真を、千佳を。
これ以上皆の表情を曇らせまいとするバンナムの面々を。
254:名無しNIPPER
2018/12/17(月) 22:14:37.17 ID:2v6yyusw0
三雲(……このメンバーなら、協力が得られるなら、もしかして? でも――)
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