ハルヒ「意気地なし!」キョン「俺はやる気がないだけだ」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/20(火) 22:49:32.77 ID:ZMsgH7zP0
とりあえず、先に感謝の言葉を述べる。
キョン「許してくれて、ありがとよ」
ハルヒ「寛大な私に感謝することね。特別にしばらく抱きしめ続けることを許可してあげる」
言われなくとも、しばらく離すつもりはない。
ハルヒのつむじからシャンプーの匂いがする。
それがなんとも心地良くて、陶酔してしまう。
ハルヒ「ひとの頭の匂いを嗅がないでよ」
キョン「すまん。だが、やめられない」
ハルヒ「ま、いいけど。それよりも、キョン」
キョン「ん? どうかしたのか?」
ハルヒ「おしっこしたい」
ん? なんだ? 今、ハルヒはなんと言った?
ハルヒ「おしっこがしたいのよ」
キョン「お前……状況を考えて物を言えよ」
ハルヒ「だって、ぶるってきたんだもん」
せっかく良い雰囲気だったのに、台無しだ。
よりにもよって、おしっこときたもんだ。
一気に熱が冷めて、俺はハルヒに命じた。
キョン「さっさとトイレに行ってこい」
ハルヒ「やだ」
おっ? なんだ、こいつ。何言ってんだ?
キョン「早くしないと漏れちまうぞ」
ハルヒ「それもいいかもね」
キョン「えっ?」
涼宮ハルヒの真骨頂は、ここからだった。
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