まゆり「あなたは誰ですか?」岡部「……ッ」
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42: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 22:42:21.47 ID:TX6juVmuo

岡部「だが、待ってくれ。記憶喪失になったからと言って、リーディングシュタイナーが発動しないとは限らない」

紅莉栖「根拠は?」

岡部「鈴羽だ。α世界線の鈴羽は、1975年にタイムトラベルした後、到着時に事故に遭い、記憶を失った。だが、記憶を失ったにもかかわらず自身を"橋田鈴"と名乗っていたのだ」

紅莉栖「橋田……鈴羽さんの父親の姓。でも、それはいわゆる頭部外傷による健忘でしょうね。時間経過で記憶が戻って来ることが多い」

岡部「いや、問題はそこじゃない。記憶を失う世界線の鈴羽が橋田を名乗るのは、紅莉栖の言う通り、あり得る。だが」

岡部「記憶を失わずに1975年へと到着できた世界線の鈴羽は、自分の父親が誰なのかを知ることなく過去へ行っているのだ」

岡部「自分の父親が誰なのかわからないにもかかわらず、鈴羽は自身を橋田鈴と名乗っていた」

紅莉栖「えっ? ……なるほど。リーディングシュタイナーの力によって記憶を失った側の世界線の記憶、父親が橋田だという情報を思い出していた可能性、か」

岡部「つまり、まゆりの場合とは受信側と送信側が逆転してしまうが、片方が記憶喪失状態でも、リーディングシュタイナーは発動する」

紅莉栖「だから何度も言ってるけど、まゆりに施す記憶消去は、一般的な記憶喪失とはわけが違うのよ」

紅莉栖「記憶が引き出せなくなっている、というレベルじゃない。完全に消滅してしまっている状況を創り出すの」

紅莉栖「それだけじゃなく、記憶消去によって意識も停止する。なんでかはわからないけど、それはタイムリープに意識が伴うことが証左となっている」

紅莉栖「故にリーディングシュタイナーは発動しない。……たぶん」


 そうは言っても、どうしても不安はぬぐえない。どこかに違和感がある。それはなんだ? 紅莉栖の話でちゃんと聞けていないところはなかったか……?
 そうだ、人格だ。人格についてはどうなってしまうんだ? いや、この際人格はどうなろうと関係ないのか……?



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