25: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 22:00:36.47 ID:TX6juVmuo
翌日朝 池袋 メンタルクリニック 施術室
心理士「さぁ、椎名さん。リラックスしてください」
心理士「あなたは私の声を架け橋として、過去へと降りていきます。どんどん、どんどん降りていって……やがて柔らかい色をした光が見えてきます」
まゆり「…………」
心理士「その光は何色に見えますか?」
まゆり「……白。灰色の間から、強い白い光……」
心理士「その光の中に、あなたの大切な人が立っています。その人はあなたの家族でしょうか?」
まゆり「ううん……おばあちゃんじゃ、ない……」
心理士「では、友人? それとも恋人?」
まゆり「……恋人……」
まゆり「ううん、恋人じゃない。友人……でもないの」
心理士「では、どういう?」
まゆり「まゆしぃと……オカリンは……」
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