133: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/21(水) 04:10:49.76 ID:6XOGb91so
第六章 表裏一体のイッシュ
岡部「え……」
まゆり「なんちゃってー。ただいま、オカリン」ニコ
岡部「お、おどかすな。心臓に悪い」
ふー、びっくりした。ドッキリは時と場所を選び、事前に通告してから行ってほしい。
まゆり「オカリンがほっぺにチューしてくれるまで目をつぶってようかなーって思ってたんだけどねー? えっへへー」テレッ
岡部「どうした? 急にいたずらっ子にジョブチェンしたのか?」
紅莉栖「まゆり、あなた、もしかして――」
紅莉栖「記憶を失ったあとの記憶も思い出している?」
岡部「な、なにっ? そうなのか?」
つまり、まゆコの記憶をも持っている、ということか!?
紅莉栖「まぁ、それは想定の範囲内なんだけど。記憶が混濁したりはしてない?」
まゆり「……うん。まゆ子ちゃんの思い出も、心の中にあった気持ちも、全部ね、思い出せるんだー」
まゆり「あのね、オカリン。まゆ子ちゃんも、オカリンのこと、大好きだったみたい」ニコ
岡部「……そうか」
俺は、切なく微笑むことしかできなかった。
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