40: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/11/14(水) 20:42:52.54 ID:Nn2yIfhz0
卒業式が明日に迫った、学校帰りの夜道。
明日を素晴らしい一日にしようと意気込む沙織は、私の顔を見て言った。
「麻子。明日は、前みたいにみんなで起こしに行こうか?」
沙織の言う『前みたいに』というのは、W号戦車の空砲を目覚まし代わりにしていたあれのことだろう。
さすがにそこまで世話になるわけにはいかないし、そもそも、それでは意味がないのだ。
「いや、自分で起きる」
私が言うと、沙織は「えぇっ!?」と驚愕の表情を浮かべた。
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