3: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/11/14(水) 19:13:48.86 ID:Nn2yIfhz0
「あ、麻子っ」
下駄箱を抜けたところで沙織と鉢合わせた。
右手にピンク色のノートを持っている。
戦車データの記されているものでなく、生徒会用のものだ。
ちょうど朝の業務を終えたところだったのだろう。
「もー、いい加減、一人で起きられるようにならなきゃ駄目っ! 冬の大会が終わってから遅刻続きでしょーっ?」
私は「そうだな」と短く答え、
「沙織は生徒会の仕事か。今日は何をしていたんだ」
追求を避けるべく、話題を逸らした。
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