225:名無しNIPPER[saga]
2019/03/22(金) 22:32:10.14 ID:lNFiz4cP0
明石 (あの後長門さんは『頭を冷やしてくる』と言って入渠に行って、結局大事な話が出来なかった)
明石 (打ち明けたら長門さんは止めようとするか、あるいは……)
明石 (長門さん、もしかしたらさっきのがあなたとの最後の会話になるかもしれません)
226:名無しNIPPER[saga]
2019/03/22(金) 22:45:14.59 ID:lNFiz4cP0
天龍 「連れて帰って来るんじゃなかったのかよ!」
赤城 「……」
加賀 「……ごめんなさい」
227:名無しNIPPER[saga]
2019/03/22(金) 22:52:29.64 ID:lNFiz4cP0
長門 「落ち着け、明石だって好き好んでしたことではない。任務だったんだ」
天龍 「はぁ?」
長門 「お前が六駆を大事に思ってきたのは分かる。しかし明石に怒りをぶつけるのは間違っている」
228:名無しNIPPER[saga]
2019/03/22(金) 23:02:06.36 ID:lNFiz4cP0
ベッドの上で私は目を覚ました。
誰かが私の顔を覗き込んでいた。
天井の照明が逆光になって顔はよく分からなかったが、頭から角が伸びていた。まるで鬼のようだった。
その直後、私は息を呑んだ。一つは鬼が女性だったこと。それは長い黒髪と声色で分かった。そしてもう一つは鬼が泣いていたこと。鬼は私の手を取り、涙声で「済まない明石、許してくれ」と言った。
229:名無しNIPPER[saga]
2019/03/22(金) 23:10:40.99 ID:lNFiz4cP0
提督 「長門、相変わらず長風呂だったな。それはさておき朗報だ」
提督 「俺達は鎮守府を守り抜いたぞ。敵は撤退した。これで取り敢えずは一安心だ」
提督 「一時はどうなることかと思ったがこれで俺の首も――」
230:名無しNIPPER[saga]
2019/03/22(金) 23:13:15.43 ID:lNFiz4cP0
今回はここまで。
そろそろラストが見えて来ました。
読んで下さった皆さんありがとうございました。
231:名無しNIPPER[saga]
2019/03/26(火) 22:27:30.85 ID:JzocI3J20
@提督 「流石に2名も解体するのはな」
長門 「私一人解体すれば良かったろうに」
提督 「お前は栄えあるビッグセブンだ。解体すれば上から睨まれる。それに戦力の問題もある」
232:名無しNIPPER[saga]
2019/03/26(火) 22:30:29.13 ID:JzocI3J20
失礼。
書き溜め時に入れた通し番号の"@"が入ってしまった。
上げ直します。
233:名無しNIPPER[saga]
2019/03/26(火) 22:31:06.99 ID:JzocI3J20
提督 「流石に2名も解体するのはな」
長門 「私一人解体すれば良かったろうに」
提督 「お前は栄えあるビッグセブンだ。解体すれば上から睨まれる。それに戦力の問題もある」
234:名無しNIPPER[saga]
2019/03/26(火) 22:38:34.49 ID:JzocI3J20
長門 「サイコ艤装の研究開発は大本営に報告を上げていない。報告書をまとめようとした時に深海棲艦の大侵攻を受けたからだ。だから大本営はサイコ艤装のことを知らない」
長門 「つまり提督の言うサイコ艤装の失敗に対する引責とは、大本営への示しなどではない。では何故明石を解体した?」
長門 「他の艦娘達、特にサイコ艤装運用艦となった第六駆逐隊と清霜への示しか? それともサイコ艤装が期待外れだったことに対して、提督は個人的に明石を恨んだのか?」
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