【モバマス】時子「30mmの彼方から」
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47: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 20:00:32.90 ID:1iL2fWn50


どうでもいい? 何を言っている。

自分が生きるこの世界そのものが、金と私欲を覆い隠すだけのはりぼてかもしれないのに?

まゆ「アイドルが本物かどうかなんて知りません。どうでもいいことだと思います」

まゆ「だけどまゆは、まゆの全部をアイドルにして、みんなにそれを見てほしいんです」

まゆ「大切な人には、本物のまゆ以外は、好きになってほしくない」

滅茶苦茶だ。

アイドルが偽物であるか本物であるかなど気にしない。

大多数、或いは誰かに好きになってもらうために演じ、そしてその姿は決して偽りたくない――?

そんな、そんな、

望んだ自らを、そのままに受け入れてもらえるなんて、

時子「そんな、傲慢なことが――」

私の呻きに、彼女はなおも目をそらさない。

どこか遠くを見つめるような、虚ろな、穏やかな、夢を見るような双眸で、


まゆ「許してもらえるまで、愛するんです」



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