【モバマス】時子「30mmの彼方から」
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17: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2018/11/03(土) 19:21:04.75 ID:1iL2fWn50

ちひろ「本物、ですか?」

あのとき彼は、私の靴を見て私に見合っている、と言った。

私が作らせた、特注の一級品だ。あのとき、ブランドの既製品はいくつも身につけていた。どのアイテムにもそのロゴは入っていたが、あのハイヒールだけはそんなものは表には出させなかった。

ちひろ「意味がどうであれ、プロデューサーさん、アイドルになれそうな子はみんな欲しくなるって言ってましたから、そういう意味では、ちゃんと時子ちゃんの心を掴めたんですね」

時子「……ふん」

時子「そんなことより、不愉快よ、この話。私を楽しませてくれるんじゃなかったの?」


ちひろ「そうですねえ、あ、そういえば初仕事、決まりそうですよ」





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