男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」
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549: ◆YySYGxxFkU[saga]
2018/12/10(月) 21:11:40.43 ID:lKHt+drB0

男「そういえば……秘書さんの処遇はどうなったんですか?」

商会長「ああ、言ってなかったな。昨夜、内密に新参商会の会長と話して取り引きをしてきた」

商会長「秘書によるスパイ活動について不問にする代わりに、今後一切秘書に関わらないように要求した」

商会長「相手は二つ返事だったぞ、まあスパイ活動のことを公にされては新参商会も立つ瀬がないからな」



男「今まで被害を受けてたのに許したんですか」

男「……やろうと思えば、秘書さんによって新参商会に逆スパイを仕掛けて報復することも出来たでしょうに」

商会長「分かっておる。だからこれは秘書にもう手を汚して欲しくなかった私のエゴだ」

男(本当に商会長が秘書さんを思っていることが伝わってくる)



男「それでこれまでと変わらず秘書さんが秘書を続けるんですか?」

商会長「ああ。商会内部の人間にもスパイ事件の顛末は話した。秘書が犯人だったという事も含めてな」

商会長「しかし私の我が儘で秘書に秘書を続けさせて欲しいと頼んで……最初は反対されたな」

男「大丈夫だったんですか?」

商会長「ああ。反対とは言ったが一般常識の観点によるものだ」

商会長「皆秘書を慕っていたからな、最終的には満場一致で承認されたよ」

男(そういえばあの受付の人もずいぶん秘書さんを尊敬していた)

男(秘書さんはスパイで古参商会を裏切っていたわけだが、そんな中でも関係を築いていたのだろう。商会長に対してと同様に)




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