男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」
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512: ◆YySYGxxFkU[saga]
2018/12/04(火) 22:46:59.66 ID:BuxzHRpr0

商会長「すまないが、少年。君の考えには一つ抜けているところがあるぞ」

男「何ですか?」

商会長「それは真のスパイが仕掛けた偽の証拠に私たちが騙されているというところだ」

男「…………」



商会長「情報漏洩の対処には私直属の調査会が当たっている。秘書をリーダーに置いたメンバーたちの技量は疑うまでもない」

男「……」



商会長「その者たちが偽のスパイに誘導されることなどあるはずがない」

商会長「逆に仕掛けを見抜いて真のスパイに辿り着くはずだ」

商会長「つまり君の考えは間違っている」



女(商会長の指摘。秘書さんをよっぽど信頼しているのが伝わってくる)



男「女友も同じ考えなのか?」

女友「……その通りですね」



女(女友も頷く)

女(どうやら私以外の二人は、男君が語った真実をとっくに想定していて、間違っていると判断していたようだった)



女「えっと……だったら、やっぱり新参商会が寝返り工作を仕掛けていたってこと……?」

女(何が正しいのか、分からない。ぐるぐると思考が堂々巡り始めたところで)




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