男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」
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385: ◆YySYGxxFkU[saga]
2018/11/24(土) 17:41:35.38 ID:GGmEXmXW0

男(話がまとまった俺たちは借りてきたドラゴンに関する資料を返すと、必要な準備をするためその場を離れる)

男(そして古参商会・本館の総合受付前で黒山のような人だかりと遭遇した)



男「何だ、この集まりは」

女友「受付ですから人が集まる場所ではあるんでしょうけど……それだけでは無さそうですね」

女「あの二人が原因じゃない?」

男(女が見ている方向には、昨夜会った商会長とその秘書がいた)



男(酒場で見たときと違って今朝はスーツを着ている古参会長)

男(その貫禄はこの都市を仕切る大商人会で一番の影響力を持つ人間にふさわしいものであった)



男(秘書は変わらず会長の傍らに付き添っている)

男(大物感露わとなった会長を変わらずに支えているところがその能力の高さを表していた)



女「二人とも何してるんだろう?」

女友「受付に来た人に挨拶か、外回りに出る前に通りかかっただけかと推測しますけど、近づけないので判断出来ませんね」

男「………………」

男(女友の言うとおりこの人の数では近づけそうにない)




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