男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」
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162: ◆YySYGxxFkU[saga]
2018/11/10(土) 21:56:19.47 ID:hc/kgHeB0

女友「それで対応の違いを誤魔化し、命令にも一通り従った姿を見せて、どうにか男さんに魅了スキルがかかっていると思わせることに成功しました」

女「……そういえば、最初から私が魅了スキルにかかってないと疑ってたって言ったよね? だったらどこで気づいたの?」

女友「正直元の世界にいたときから女の気持ちには薄々気づいていましたから」

女「え、そうなの!? 初耳だよ、それ!!」

女友「ですが、実際状態異常耐性があるのも分かっていたので半々の可能性といったところですね。確信したのは、男さんにスリーサイズを言うように命令されたときです」

女友「スリーサイズ?」



女友「ええ。女が言ったのは84・60・80でしたか」

女「そうだね」

女友「……この数値、鯖を読んでますよね?」

女「い、いやそんなこと……私はナイススタイルで……」

女友「親友の目を誤魔化せると思ったのですか。本当はもっと貧乳でしょう。パッドを入れた数値を申告した時点で、命令に従っていない=魅了スキルにかかっていないと判断しました」

女「な、何で私の本当のスリーサイズを知ってるの!? ていうか酷いっ! そんな判断方法を取るなんて!」

女友「あなたが空しい見栄を張るのが悪いんです」

女(女友の言葉は容赦がない。ちなみに女友との胸囲格差も容赦がない)



女友「となれば後の出来事は簡単です。男さんがイケメンさんに襲われた際、魅了スキルで追ってくるなと命令されていたのに駆けつけられたのは」

女友「そもそも魅了スキルになんてかかっていなかったから命令の意味が無かったということですね。魅了スキルの外で助けたいと思ったとか関係ありません」

女「はい……その通りです」




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