2:名無しNIPPER[saga]
2018/10/20(土) 21:51:09.68 ID:igAXJrjpO
『志保です。最近、弟が「えすけいぷのおねえちゃんがまたみたい」とよく言っています。私としては、あの物語はあそこで完結していると思っているのですが……プロデューサーさんは、どう思いますか? 返事は急がないので、考えておいてもらえると嬉しいです』
志保「何か、変でしたか」
P「志保が『えすけいぷ』ってひらがなで打ってるところを想像するとかわいいと思った」
志保「……プロデューサーさん、よくわからないところにかわいらしさを感じるんですね」
P「いやいや、きっと一般的成人男性の感性に近いぞ」
志保「……そういうものでしょうか」
P「その顔、信じてないな?」
志保「はい」
P「言い切られてしまった……」
志保「経験上、プロデューサーさんの言葉は疑ってかかるべきだと思っているので」
P「俺の言葉、他の人と比べてそんなに軽そうに聞こえるかなぁ」
志保「冗談が多いのは事実だと思います」
P「それはそうだな……みんなからの信頼を得られるよう、少し行動を改めるべきか」
志保「……別に、信頼していないとは言っていませんけど」
P「え?」
志保「冗談が多い、というのも理由のひとつではありますけど。私がプロデューサーさんの言葉を疑うのは……その。あなたの言葉は、漫然と受け入れるんじゃなくて、ちゃんと向き合って意味を考えたいと思っているからですし」
P「………」
志保「………」
志保「すみません。今のはなかったことにしてください」
P「俺の心のメモリーの奥深くに封印しておこう」
志保「封印ではなくメモリーを消去してください」
P「ディストピアだ」
志保「プロデューサーさんはアンドロイドではありません」
P「しかし貴重な志保のデレを消してしまうなんてもったいなさすぎる……!」
志保「デレてないです。だいたい、もったいないってなんですか。そういうことをしているから、部屋が散らかるんです」
14Res/12.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20