【安価】鋼鉄異能護衛人-SS速報VIP

【安価】鋼鉄異能護衛人

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59:名無しNIPPER[saga]
2018/09/01(土) 20:53:47.32 ID:k++X07H80
鉄雄「……さて、どうするか」

今日はこのまま部屋に戻って眠るのが一番なのだが。

少し唸る。帰っても良いものか………

「………ッ」

そこで、静香は震え出した。

その震えが何を示しているのかは分からない。

何か、怯えているのだろうか。

静香が顔を向く方に俺は顔を向けると……。

そこには男が居た。

それは、鋼鉄機を持っている。

また、俺に用がある人間かと思えば、違う。

この男は………「目が赤かった」。

鉄雄「こいつが……」

過去に遡る。

これは、俺が御屋形様にあって話をした時の事。

鉄雄『目が赤い人間？これが何ですか？』

問えば、御屋形様は言う。

『目が赤い人間こそ、我々が扱う鋼鉄機の塊』だと。

鉄雄『人間が、鋼鉄を作る為の材料……！？』

『これは特殊な製造法であり、血族しにか扱えぬ力がある』

『現在は私だけしかおらぬと思ったが、どうやら妾が居たらしい』

『そして、その妾も、私と同じ力を持つ』

『感染とでも言おうか、その鋼鉄機の人間はな、彼女の一部であり、アポトーシスなのだよ』

『どういう訳か、感染した人間が感染元を殺そうとする。だから、その魔の手から守って欲しい』

『頼んだよ。鉄雄』

鉄雄「………丁度良い、丁度肩慣らしは終わったところだ、掛かって来いよ」

そう言って、俺は目が赤い男を挑発した。

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