2:名無しNIPPER[saga]
2018/08/30(木) 23:20:17.72 ID:ml2SyGCB0
朝
食堂
真人「おっ、もう全員いるな」
理樹「本当だ」
理樹(夏休みが終わり、すっかり学校にも活気が戻った。しかし、暑さという奴は全く引き際を知らないようで、まだまだ寝付けない夜は続きそうだ)
来ヶ谷「やあ久しぶりだね二人とも」
理樹「うん!久しぶり、来ヶ谷さん!」
真人「おう!」
理樹(いつもの席にはみんなが既に食事を取っていた)
小毬「あ〜理樹君と真人君が来たよクーちゃん」
クド「あっ、本当です!お二人もキブユー!なのですっ」
理樹(クドは会うや否や僕らにピンポン球くらいの大きさの紙の包みを渡した。触ってみた感じかなり柔らかい)
真人「なんだこれ?」
クド「夏休み中、テヴアに行って来てましてそのお土産の大福です!お爺さんがとても気に入っているらしくて日本からわざわざ取り寄せていたらしいですよっ」
理樹(えっへんと胸を張るクド。それはお土産と定義していいのだろうか?)
真人「ありがとよ!それにしてもみんな変わってねえな〜」
理樹(親戚の叔父さんのような事を言う真人)
葉留佳「こんな2ヶ月程度で変わってたら逆にビックリでしょーが!」
真人「おっ、でも西園はちょっと焼けてね?」
美魚「はい。私も少し家族で沖縄へ旅行に行っていました」
理樹「みんないいなぁ。旅行に行って」
謙吾「ふっ、だが理樹だって恭介達の実家に行っていたんだろう?」
理樹「はは、まあね」
理樹(そう、僕は夏休みの間はずっと棗家にお世話になっていたのだ。というのも……)
小毬「そういえば恭介さんは元気だった?」
理樹「うん、ちょっと元気過ぎるほどだったよ」
鈴「あいつ仕事から帰ってきたらすぐ理樹と遊ぼうとするんだ」
葉留佳「やはは……なんか光景が容易に想像出来ますナ…」
理樹(卒業後、仕事に就いた恭介は学生寮に住む僕らになかなか会えず、せめて夏休み中はと思ったのか実家に招くなり仕事の時間以外のほとんどの時間を一緒に過ごして来たのである)
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