魔法少女トゥインクルリズム第45話『プリンセス絶体絶命 魔術師と美しき来訪者』
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8:名無しNIPPER[saga]
2018/08/30(木) 19:02:24.18 ID:8BN3s6YB0
亜利沙「――つまり、郁ちゃんは数年前に伝説のトゥインクルプリンセスとして覚醒した魔法少女で…」

亜利沙「それがある日気がつくと突然全く知らない町にいて、目の前には自分そっくりのトゥインクルプリンセスがいた、と」

百合子「これって小説でよく見るアレですね。時空転移! 郁ちゃんはきっと、平行世界からやってきたんですよ」

ぴーちゃん「また百合子の悪い癖が始まった……と言いたいところっぴが、今回ばかりはそう考える他なさそうだっぴ」

育「ぴーちゃん、へーこーせかいってなぁに?」

ぴーちゃん「まあ簡単に言うと育ちゃんが今いる時空とは別に存在する『あるかもしれない可能性の世界』のことだっぴ」

百合子「育ちゃんと郁ちゃんが共にトゥインクルプリンセスの力を持っているのは、二つの世界の出来事がほぼ完全に平行していることの表れなの」

百合子「だけど場合によっては完全に一致しているわけではなくて……それで二人は年齢が違うんだと思う」

郁「わたしも聞いたことがあるよ。因果律っていうんだっけ? それのズレが出来事のズレに繋がっているとか…」

亜利沙「少なくとも郁ちゃんはありさや百合子ちゃんのことを知らないようですし、元の世界ではありさたちにあたる人物とはまだ出逢っていないのでしょう」

郁「うん。元の世界でのわたしはしばらく一人で戦っていて、仲間ができたのはずいぶん後になってからだから…」

育「それじゃあ、プリンセスの力に目覚めたのはどうして?」

郁「妖精のくろちゃんが、わたしを見つけてくれたの。だからぴーちゃんとも初対面だね」

ぴーちゃん「色々と異なる点が多いみたいだっぴが、少なくともプリンセスが『なかたに いく』という女の子を依り代にしているのは共通してるっぴね」

亜利沙「それに一番気になるのは、どうして郁ちゃんがこちらの世界に飛ばされてきたかです」

百合子「その謎がわからない限り、郁ちゃんを元の世界に帰してあげるのは難しそうだね…」

郁「うん……」


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