P「やよいが『うっうー』しか喋れなくなった?」
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12:名無しNIPPER[saga]
2018/08/29(水) 23:12:02.98 ID:gUcpTnLn0
P「締めの台詞っぽく言うなや! じゃあなんで教えてくれなかったんだよ!!」

春香「だって聞かれなかったんですもん!!」

真美「ちゃんちゃんちゃんちゃん!兄ちゃん兄ちゃん兄!兄兄ちゃん兄兄!兄兄!ちゃん兄兄兄!ちゃん兄兄ちゃん!兄兄ちゃん兄ちゃん!ちゃん兄!兄兄ちゃん兄!兄ちゃん兄兄!兄兄!」

伊織「ににひっにに♪ひっににひっ♪ににに♪にひっに♪にににひっ♪にひっに♪ひっに♪ひっにひっ♪」

P「もういいから! 日本語しゃべって! お願い!!」


響「えぇ〜……? どうなってるんだ……? アイドルにしか分からない言葉……?」

響「…………」

響「さいさいさいさい!はいさいはいさいはい!はいさいはい!はいさいはいはい!はいさいはいさいはい!さいさいはいさいはい!はいはい!はいさいはいはい!はいさいはい!」

響「おぉ、いける! いけるぞ!!」



かくしてやよいの激しゃっくり騒動から、俺はアイドルたちに備わる特殊な能力に気がついた。

まだまだ彼女たちについて何も知らないということを思い知らされはしたが、同時にこれからもっともっと、彼女たちのことを知っていける。
そう考えれば、プロデューサー業は楽しくてやめられない。

そして俺はプロデューサーだ。
言葉を伝えるのに特殊な能力なんて必要ない。

心をこめて、きちんと伝わる言葉で、大切な日の思いを贈ってあげたい。
それがプロデューサーの務めだから。



真、誕生日おめでとう。

(終わり)


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