学年主席の女子高生「私があなたに告白の仕方を教えてあげる」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/28(火) 22:25:51.77 ID:hwnXhZn00
「まずは、相手の交友関係を尋ねて」
「いや、でもお前、基本的にぼっちじゃん」
「いいから言う通りにしなさい!」

気炎を上げられて、慌ててガリ勉に尋ねる。

「な、仲の良い奴とかいるのか?」
「いない」
「デスヨネー」

ねぇ、この問いかけに何の意味があるわけ?

「次は退路を断って」
「なんだそりゃ、どういう意味だ?」
「交際の申し込みを断りづらくするのよ」
「どうやって?」
「今、付き合ってる人が居るかを尋ねて」
「でも、さっき友達すら居ないって……」
「いいから、さっさと聞け!」

ひぇっ。もうなんなのこの女。おっかない。

「お前、付き合ってる奴とかいんの?」
「いない」
「デスヨネー」

だからさぁ……わかりきったことはやめようよ。

「最後は物理的に退路を断って」
「は?」
「ほら、立ちなさい! 壁際まで追い詰めて!」

手を引かれて、壁際まで向かう。意味不明だ。

「ドンッ! って、強く壁に手をついてみて」
「お、おう」

言われた通りにドンッ! と、壁に手をついた。

「きゃっ!」
「わ、悪い。びっくりさせちまったか?」
「あ、謝るな! 堂々としろ!!」

わっけわかんねーよ。もう、おうち帰りたい。


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