26: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:46:21.73 ID:edEH/mkm0
目を開けると、ピンク色のリボンで髪の毛をサイドテールに結んだ高校生くらいの女の子が僕の上に覆い被さる形で倒れていた。
P(こ、この子…か、かわいい)ドキッ
女の子「う、ううん…ん? きゃあっ!す、すいません//」バッ
27: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:47:39.05 ID:edEH/mkm0
女の子「本っ当にごめんなさい!!いきなりぶつかったあげく、拾い物の手伝いまでしていただいて…」
P「いいよいいよ、お互い怪我がなくて良かったよ」
女の子「私の家、7人家族なんです。だからお夕飯の食材もたくさん買わないといけないんです」
28: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:48:24.57 ID:edEH/mkm0
P「ティンときた」ボソッ
女の子「はい?」
P「い、いやなんでもな 女の子「あっ、あの!本当にありがとうございました!その、よろしければ是非お礼をさせてください!!」
29: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:55:40.66 ID:edEH/mkm0
女の子「わ、私なんだってします!お願いします!!」
P「…なんでも?」
女の子「はいっ」
30: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 00:01:15.38 ID:endLyi5+0
女の子「アイ、ドル…私が、ですか?そんな…私の取り柄って家事が少し上手いってところだけですよ?」
P「最初に見た時はかわいい女の子だな〜としか思ってなかったんだ。でも君が家族のことを話す時の笑顔をみた時、確信したんだ…この子はたくさんの人達に幸せを届けられるアイドルになれるって!」
女の子「か、かわいい?//」
31: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 00:05:02.20 ID:endLyi5+0
P「ど、どうかな?」
女の子「…私、お姉ちゃんだからしっかりするようにって言われてきて…。でも、私、本当はあんまりしっかりしてないんです。」
P「僕がずっと支えてみせる」
32:名無しNIPPER[sage]
2018/08/29(水) 02:15:21.44 ID:5PHOGFY+0
ちょろ過ぎて心配になるレベル
33: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 11:19:11.19 ID:endLyi5+0
〜五十嵐家〜
P「娘さんを僕にください!」
父「」
34: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 11:20:02.90 ID:endLyi5+0
母「響子に年上彼氏がいたなんて!どうして教えてくれなかったのよ〜」
長男「姉ちゃんやるぅ!!」
P「か、彼氏?…あっ、違います違います! 僕はこういう者です」スッ
35: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 11:20:49.15 ID:endLyi5+0
次男「うん、近頃芸能事務所のプロデューサーを名乗る不審者が出没しているって話だよ」
P「そ、そうだったのか…本当なのに」ズーン
長男「でも、名刺見る限りだと本物みたいだぞ。346プロって結構有名な事務所じゃないか?」
36: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 11:21:21.73 ID:endLyi5+0
父「あ、ああ。それでこの男はどこの不届きものだ?」
母「あなた!失礼よ!不届きものじゃなくてプロデューサーさんよ。響子をスカウトしに来たんですって」
父「プロデューサー?こんなド田舎にどうしてスカウトしに来ているんだ?」ジトー
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