的場梨沙「今日だけクラスメイトにしてあげる!」
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9: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/08/25(土) 22:37:33.13 ID:4HmQ0fafO
飛鳥「………」
P「結局俺の全勝だったな」
飛鳥「次は、勝つ」
P「何度だって対戦してやろう」
飛鳥「寛容なチャンピオンで助かるよ。しかし、盛り上がっている間に外も暗くなってしまったね」
P「本当だな。帰ったら母さんに怒られるかも」
飛鳥「ボクは、キミとこうして、夜の道を歩くのが好きだ。周りが暗いぶん、キミの存在をより鮮明に感じられるような気がする」
P「飛鳥がそう言うなら、母さんに怒られてもお釣りがくるな」
飛鳥「光栄だね」
P「こうして歩いていると、この辺の建物も昔と結構変わってきてるな……あそこにあったラーメン屋もいつの間にか潰れちゃったし」
飛鳥「時が流れ、この街は変わっていく。いや、街だけじゃない。ボクもキミも、変わっていく。今は隣同士の住む場所も、いずれは変わっていく」
P「いつかは大人になるもんな」
飛鳥「あぁ。けれど……キミとボクとのこの関係、この時間だけは、変わらないでほしいな」
P「飛鳥………」
飛鳥「たとえセカイが暗闇に覆われようとも。キミは、ボクを見失わないでくれよ?」
P「………当たり前だ」
P「俺が見つけたダイヤの原石。トップアイドルになるその日まで、見失ったりは絶対にしないよ」
飛鳥「ば、馬鹿。演技中にリアルの設定を持ち出してどうするんだ」
P「あ、ごめん。つい感情が入りすぎて……とにかく、大事に思っているってことは本当だから」
飛鳥「そこを確認したいわけではなくて……」
心「はーいカットカットー☆ それ以上のリアルいちゃつきはこっちの胸が焼けちゃうぞ☆」
梨沙「ていうか、家が隣っていう設定真似したでしょ! べつにいいけどさ」
心「やっぱりはぁともやる! 年齢的にキツイとか知らない! はぁともプロデューサーと甘酸っぱいいちゃいちゃラブラブやりたーい☆」
飛鳥「現在進行形で割と甘酸っぱいラブコメをしていると思うけど」
心「………」
梨沙「顔赤いわよ」
心「う、うっさいぞ☆」
心「……ほんとにできてると思う?」
P「俺を見ながら素で真面目に聞かないでくださいよ……」
飛鳥「そう、こういうところがまさにそうだ」
梨沙「今の流れ、パパとのラブラブ計画に使わせてもらおうっと……」
飛鳥「だから、使える場面が限定的すぎる……!」
おまけおわり
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