京太郎「京ちゃんクエスト?」優希「だじぇ」【第二ステージ】
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433:名無しNIPPER[saga]
2018/10/27(土) 20:10:47.41 ID:ptEZHM5T0

ハギヨシ『う、ううぅ・・・』パチ…


わずかに残っている意識の中、ハギヨシは目蓋を上げた。

そこには… 照と、よろよろと立ち上がってきた鼻血まみれの京太郎がいた。


ハギヨシ『・・・・少年・・』

京太郎「ハギヨシさん…」

ハギヨシ『…どうしたんです、トドメをささないのですか…?』

京太郎「…………」

ハギヨシ『フフ…w もうわざわざ、トドメをさすまでもありませんね…w』グラァ… ドスッ


自嘲気味に笑ったハギヨシは… もたれていた壁をずるずると滑り、力無く床に横たわった。


ハギヨシ『・・・・・・』


ぼんやりと視界が霞んでいく。

AIであるハギヨシの人工頭脳は、自分の死期… 自己という一つのプログラムが完全に消滅する瞬間が迫っていることを自覚していた。



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