24: ◆DGwFOSdNIfdy[saga]
2018/10/15(月) 08:13:41.49 ID:zkoIYrCSO
風呂場。最原が必死に髪の毛から逃れようと藻掻いている。
しかし不意に脱衣室側から戸が開けられると髪の毛はあっさり退いていき、最原は勢いのまま湯船から転がり出る。
アンジー「大丈夫ー?」
最原「へ?」
立ち上がる最原。浴槽を覗くが例の髪の毛は見当たらない。
最原「…うん。もう大丈夫、みたいだ」
全裸の最原を見て硬直していた茶柱がようやく口を開く。
茶柱「最原さん…アナタ、なんてモノを見せるんですか」
最原「えっ?いや、こう言っちゃなんだけどそもそもそっちが入ってきて─」
茶柱「問答無用!きえぇぇぇっ!」
最原「うわあぁぁぁぁぁ?!」
茶柱の背負い投げ。最原は気絶する。
アンジー「とにかく、何事も無くてよかったよー」
夢野「この状況を無事と言ってよいのか?」
遅れて斧を持った東条が馳せ付ける。
東条「最原君?!どうしたの?!」
茶柱「安心してください、不埒な男死は成敗しました!」
アンジー「転子ー、目的がすり替わってるよー」
東条「ああ…何があったのか大体察したわ」
夢野「ところで東条はなぜ斧を持っているんじゃ?」
東条「そうね、これは─」
回想。
飛んでくる薪を東条が次々と斧で叩き伏せるシーンが、低速度再生される。
回想終了。
東条「薪を割っている途中で慌てて飛び出したせいで、そのまま持ってきてしまったの」
アンジー「斬美も案外うっかりさんなんだなー」
東条「そんな事より、最原君をここから運び出して介抱しないと」
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