学生男「のじゃロリ狐の神様?」
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13:名無しNIPPER[saga]
2018/08/26(日) 05:46:17.83 ID:+d/wGd9S0
学生男「……随分この神社…汚れてるみたいだけど掃除しないの?」

ロリ神様「……うむ…。したいんじゃがの。できんのじゃ」

学生男「えっ…?どういうこと?」

ロリ神様「掃除は人間がしてくれるのを待つだけじゃ」

学生男「…めんどくさいってこと?」

ロリ神様「ち、違うわ!この神社を建てたのは人間。ならばそれを管理するのも人間であるべきだと言うことじゃ」

学生男「……よく分からん…」

ロリ神様「ふむ…。まあ少しややこしい話になるな。なんと言えば伝わるかのう…。お前さんよ、もし…神様であるわしが死ぬ時がくるとすれば…それはどういう時じゃと思う?」

学生男「な、な、なんだよ急に…!」

ロリ神様「真剣な話じゃ。答えてみい」

学生男「し、死ぬ時…?病気とか…?いや神様だからそんなことはないか…。殺されちゃうとか…?」

ロリ神様「…まあ惜しいといえば惜しいか…。神であるわしが死ぬ時…。それは人間に完全に忘れ去られた時じゃ」

学生男「……へ…?」

ロリ神様「言ったじゃろう?わしは元々ただの狐じゃったと。それなのに人間が、豊穣の神だと言ってわしを祀った…。そうやってわしは神になったのじゃ。つまり人間が神をつくったということじゃ」

学生男「………」

ロリ神様「人間がわしを忘れ…神社の掃除も管理もしなくなり…神社が取り壊される時、それがわしの命尽きる時…という事じゃな」

学生男「……なるほど。そういうことか…。分かった…。俺、神社を綺麗にするよ!!」

ロリ神様「………う、うむ。あ、ありがとう…(こやつ…本当にさっきの話を理解しておるのだろうか…)」

学生男「綺麗になれば、ロリ神様が忘れられることなんかないもんな!!」

ロリ神様「そ、そうじゃな…?」

学生男「任せといてくれ!!!ピカピカにして、毎日人が拝みに来るような神社にするから!!」

ロリ神様(変なスイッチが入ってしまったようじゃな…)


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