321: ◆yhsnRYweKL6n[saga]
2018/11/15(木) 22:41:01.68 ID:iK2mO+Td0
眼鏡「私はお茶を飲みに来たんじゃなくって」
迷医「違うの?」
眼鏡「……」
迷医「はぁ、茶が美味いねぇ」ズズ
眼鏡「今日は悩みがあって来たんですぅぅぅぅぅ〜〜〜!」
迷医「通り魔に刺された傷が疼くから診てくれって?」コトッ
眼鏡「! ……はい」
迷医「当時の状況をちょっとずつで良いから教えてくれるかな」
眼鏡「解りました」
眼鏡「私はいつもの放課後――」
ヤブっぽい(暫定)医者に私の記憶に残っている事件を話すと、彼女は意外にも神妙な顔で聞いてくれました。
時折首を縦に動かして続きを促す姿は、何かを確かめている様でもあります。
思い出せずに曖昧な部分はぼかして口にしましたが、その度に彼女は私に質問を加えました。
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