【ダンガンロンパV3】「そして僕は狂った愛に殺される」【安価】
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68: ◆6vSzk1WFe6[saga]
2021/01/11(月) 12:02:03.80 ID:+iBM+zUcO
最原「…東条さん?」

赤松「あら、最原くん。まだ起きていたのね」

最原「うん、ちょっと眠れなくてさ。東条さんは?」

東条「私は中庭の手入れをしていたところよ」

最原「そうなんだ……僕も手伝うよ」

東条「……フフ、ありがとう。最原くんは優しいのね」

最原「東条さんにはここに来てからずっとお世話になってるしこのくらい当然だよ」

最原「それで、なにを手伝えばいいかな?」

東条「そうね……寄宿舎の周りの雑草が伸びてきているから、その手入れをお願いできるかしら?」

東条「道具は寄宿舎の裏に置いてるわ」

最原「うん、分かった。早速始めるよ」

………

………

………

最原「ふぅ……」

東条「お疲れ様、最原くん……手伝ってくれて本当にありがとう。おかげで予定より早く終了できたわ」

言いながら、東条さんがキャップの開いたペットボトルを手渡してきた。
一言お礼を言い、それを受け取る。

最原「……」ゴクゴク

最原「……東条さんには敵わないな。いつも先の先まで気を回してくれて、なんだか申し訳なくなるよ」

東条「あら……そんなこと言わないで。それがメイドの務めだもの」

最原「あ、ごめん……でもたまには……この学園にいる時くらいは気を休めてもいいと思うけど……」

東条「……フフ、心遣いありがとう、最原くん。やっぱり貴方はとても優しいわ」

東条「そうね……それじゃあ貴方の隣にいる時くらいは……」

東条さんが僕の横に腰を下ろす。
視線だけを向けて横顔を覗くと、整った顔立ちと風に揺れる髪が闇に中に鮮明に映り、吸い込まれそうな魅力を醸し出していた。

暫くの間見惚れていると、東条さんが視線に気付き顔を向けてきた。しまった。
誤魔化すように愛想笑いし、慌てて空に目をやる。

月に照らされた雲の隙間からぼんやりと星が見え隠れして、それらが鼓動と同調するような感覚に陥る。

東条「……」

最原(東条さん……また何か考え事かな?)

1.何か気になることがあるのか聞いてみる
2.余計な詮索はすべきじゃない

どうしようか……
安価↓1


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