4: ◆akTsNxs6xE
2018/08/19(日) 12:54:59.55 ID:M21qly2+0
P「まあ、でも貴音が無事で何よりだよ。その人の連絡先とか聞いてないか? お礼をしないと」
貴音「あなた様がそう仰るだろうと思いまして、お連れして御座います。どうぞお入りください」
???「おっ、もうよいかね?」
――それは、身の丈六尺五寸(190cm)を優に超える大柄な男であった。
煌びやかな反物で拵えた着物を身に纏い、頭には髷という派手な風体。豪胆な雰囲気の中にも凛然さを兼ね備えた、なんとも匂い立つような美事な男ぶりであったという。
貴音のそれが決してただの比喩ではないということは、男の後ろで嘶く黒鹿毛の巨馬が雄弁に語っていた。
悠々と煙管を燻らす振舞いに、皆は一様に息をのんだ。
貴音「こちらが、私を悪漢どもから助けていただいた方です」
P(……)
亜美(……時代劇?)
真美(……ドッキリ?)キョロキョロ
小鳥(……喫煙スペース行ってくれないかな)
響(でっ、でかい! これでも馬か!?)
慶次「ん? 俺の顔に何かついてるかね?」
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