42: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:40:50.99 ID:lQQ3SBq30
シーン
女(しばしの沈黙、時折見せる双1ちゃんの悲しいそうな表情と私を見つめる視線から推測するに)
女(突然訪問した私に対して本来の目的外に提供せざるを得なくなった手作りスイーツ!)
43: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:41:59.31 ID:lQQ3SBq30
女「はぁ〜」
双1「ん?どうかしましたか女さん?」
女(あれ?無意識に溜息出ちゃった?)
44: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:42:49.75 ID:lQQ3SBq30
双1「実のところ、食べてくれる人がいないので」
女「なんで!こんなに美味しいのに!!」
双1「それがですね夏休みに入ってからほぼ毎日、何かしら作っていまして」
45: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:43:45.71 ID:lQQ3SBq30
双1「ですので今日、女さんがお越しにならなければ一人寂しく食べる事になったでしょう」
双1「だから私は女さんと一緒に食べれて幸せなのですよ!」ニコニコ
女「あぁ〜私にもこんな妹がいたらな??」
46: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:44:55.17 ID:lQQ3SBq30
双1「んーどうでしょうか?見た目は多少は似てるかなって感じですけど」
双1「性格や趣味とか好みだったり得意不得意は全然違いますね」
女(現実世界にパラレルワールドの双1ちゃんが存在するってこと!何それ会いたい!)
47: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:45:40.07 ID:lQQ3SBq30
双1「いやいやそんなことないですよ」
女「またまた、謙遜しちゃって」
双1「そうおっしゃるのであれば女さんなんてモテモテでしょう!」
48: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:46:49.37 ID:lQQ3SBq30
双1(女さんに彼氏がいないとなると兄さんが女さんと付き合える可能性が!いやいや、女さんにも好みがあるでしょうし)
双1(そもそも兄さんなんて対象外だとは思いますが……念のために揺さぶっときますか)
49: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:47:43.45 ID:lQQ3SBq30
双1(それだけ大きいとおっぱいまで激しく動くのですね……フッ…本当…勉強になりますよ…)
双1(しかしそのような事をされると、兄さんに好意を持っていると間接的に認めている様にしか見えません)
双1(女さんが狙ってやっているとも思えず…そもそも妹の私にする理由がないわけで)
50: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:48:53.66 ID:lQQ3SBq30
双1(いや〜それにしても兄さんのどこが良いのでしょうか?)
双1(特別イケメンでもない平和ボケしたジャップ代表みたいな顔してますし……)
双1(でもたま?にたま?にですけど何か真剣に取り組む際の顔は凛々しく妹の私から見てもカッコよく見えない事もない様な気がするかもですけど)
51: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:50:00.33 ID:lQQ3SBq30
双1(『お姉ちゃん』が『お義姉ちゃん』になるのも悪くないのですが)
双1(残念なことに、兄さんに彼女なんてまだ早いのです!いやー残念ですな?)
双1(あぁ?残念です!私も丁度、お姉ちゃんが欲しかったところなんですが)
52: ◆kdOyNIf/HWtj[saga]
2019/01/06(日) 21:50:52.05 ID:lQQ3SBq30
つづく
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