23:名無しNIPPER
2018/08/19(日) 13:46:31.87 ID:lrCZX+po0
クロの言葉に、なんだか胸の中が温かな気持ちに満たされて、私は顔を背けた。
真っ赤になった顔と、頬を流れる雫を、クロに見られたくなかったからだ。
そんな私を眺めながら、クロは優しい笑顔で佇んでいて……
「まぁあといい匂いするしね。ゆうちゃんといい加藤さんといい美人からはいい匂いが発生するんだよな」
……ん?
出そうになった涙が引っ込んだ。
「ネモとは割とラッキースケベ的イベントが多かったからなぁ。リップクリームとか温泉とか透けブラとか……あ、また背中痒くなったら言ってね。いつでも掻いてあげるから。へへ」
「……クロのえっち、すけべ」
クロの言葉で感動した私がバカだった。
さっきまで浮かべていた綺麗な笑顔はどこへやら、いつの間にかクロの顔はスケベ親父みたいないやらしい笑顔に変わっていた。
……なんだか、クロにそういう目で見られてるのに、むしろちょっと嬉しい自分がヤダ。
33Res/24.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20