2: ◆TLyYpvBiuw[saga]
2018/08/18(土) 17:21:09.40 ID:lhmD7s6f0
そうして一日中惰眠を貪ろうとしている加賀さんの部屋に一人の駆逐艦が訪ねてきた。
深雪「なあ加賀さん、あんた暇だろう?」
加賀「頭に来ました」
深雪「別にからかいに来たわけじゃないぜ!?」
加賀さんがすぐに頭に来る、などといったことは日常茶飯事である。
なので、深雪さんは続ける。
深雪「巡洋艦連中が昨日の演習で熱くなり過ぎてみんな入渠しちまってさ、突撃訓練に人手が足りないんだよ。手伝ってくれないかって司令官がさ」
なるほど、と加賀さんは腰を上げる。
加賀「提督のご命令なら、仕方がないわね。どうせ用事もなかったし」
深雪「別に命令が無くたって来てくれてたろう」
加賀さんは顔をフイと逸らした。
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