34: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:26:38.06 ID:AovbDseq0
P「…はい」
レナ「ふふ、それはね。あなたがよく知ってる人よ。生まれてからずっとね」
35: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:27:05.08 ID:AovbDseq0
レナ「ふふ、せーかい♪」
P「え、いやいや、そんな。俺、レナさんに負けてばっかりじゃないですか。勝負師なところなんてないですし」
36: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:27:36.85 ID:AovbDseq0
P「なんだか不二子ちゃんみたいな人だなあって」
レナ「不二子ちゃん?」
37: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:28:12.23 ID:AovbDseq0
P「それに、ディーラーをしてる姿がなんだかとてもイキイキしてて輝いて見えたんです。完全に、一目惚れというか。「この人がアイドルとして輝いてる姿を見たい」と思って」
レナ「…うん」
38: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:28:55.25 ID:AovbDseq0
P「確かにコイントスには勝ちましたけど…確率は半々ですし」
レナ「コイントスの前よ。私に「この人と勝負をしたい」と思わせた時点で、あなたの勝ちなのよ。私だって、誰彼構わず勝負する気はないわ」
39: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:29:25.63 ID:AovbDseq0
P「…ありがとうございます、レナさん。そう思ってくれて」
レナ「…あなたは素敵なパートナーよ。この世界の、アイドルの勝負に、あなたというカードは私にとって必要不可欠だわ。そんな風に誰かを想うなんて、はじめてよ」
40: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:30:06.81 ID:AovbDseq0
レナ「…好き」
P「レナさん…?」
41: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:30:32.14 ID:AovbDseq0
レナ「ええ。キス、したわね」
P「ど、どうして…」
42: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:31:09.06 ID:AovbDseq0
レナ「ポーカーフェイスは得意だけどね。ここまで強い気持ちにまでウソはつけないわ。胸に手を当てて心臓の音聞いてみる?」
P「い、いえ! そんな!」
43: ◆dOYH2O5oOo[sage]
2018/08/18(土) 11:31:46.99 ID:AovbDseq0
P「レナさん…」
レナ「高翌揚する感情を押さえ込んじゃうのは悪いクセね。もう少し素直になれてれば、こんな強引な方法でなくもっと楽に気持ちを伝えられたのかもしれないのにね」
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