海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
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182: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:38:28.45 ID:L0ciGIt40
夕風が屋上の端に立つことりの髪とマフラーを棚引かせている。

辺り一面の橙に包まれたその姿は儚く、今にも消えてしまいそうに思えた。

ことり「凛…なんで…!」

凛「変な事言わないでよ!…ずっと一緒だって言ってくれたでしょ!」

ことり母「馬鹿なことはやめなさい?そんなことをしたらどうなるか…」

ことり「もう成功しないって分かった作戦なら、続ける意味は無い」

ことり「にこさんも、絵里さんも、家族の皆も、殺す意味なんて無くなるよね?」

ことりはフェンスの上に座り、空へ手を伸ばす。

すると、何も無い空間から沢山の蛇が現れた。



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