海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
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172: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:29:43.12 ID:L0ciGIt40
〜住宅街〜

海未「はぁ…とんだ失態です…」

海未(まさか探している最中に、真姫と花陽からはぐれてしまうとは…)

海未(スマホの充電は…)

『2%』

海未(…電話は無理ですね…。アジトで充電しておけば…)

すると、知人の後ろ姿が目に入った。

オレンジ色の髪と、小さな体躯。

海未「凛!」

凛「!?」ピクッ

海未「何故ここにいるんですか?」

凛「…海未ちゃん」ニコニコ

振り返った凛の顔は、『夢』の外での笑顔とそっくりだった。

しかし、何処か違和感がある。

海未(能力を使っているのでしょうか…)

凛「…知りたいなら付いてくるにゃ」

そう呟くと、凛は一人でどんどん進んで行く。

海未「あっ!待って下さい!」



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