海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
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163: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:22:28.97 ID:L0ciGIt40
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〜大通り〜

海未「何ですかね…」

見てみると、自分たちより少し下、中学生くらいの女の子が倒れている。

周りには人だかりができているため、誰なのかは判別できない。

人と人の間から、その中心にいる、自分より少し年上に見える少女の姿が見える。

海未「…!?」



その姿には見覚えがあった。

ブロンドの髪と、日本人離れした顔立ちは、着ている服こそ違えど、



まさしく絵里だった。



海未「…え?何で…絵里が?」

少女は駆け付けた救急隊員によって担架に乗せられ、そのまま救急車に運ばれる。

絵里らしき人物もそこに乗り込むと、救急車の後部扉が閉まり、絵里らしき人物の姿は見えなくなった。

海未「…くっ」

海未「あの救急車を追いかけます!ついてきてください!」

花陽「えぇっ!?急にどうしたんですかぁ!?」

海未「走りますよ!」ダッ

希「…まぁ、とにかくついていった方がええね!」

穂乃果「…あの人、どっかで見たことある気が…」ウーム

まき「えぇ〜っ!走るのぉ!?」

五人は、救急車を追って大通りを駆けていく。



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