海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
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159: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:19:08.05 ID:L0ciGIt40
〜東京:公園〜

まき「やっぱり、そうなっちゃうよね…」

海未、花陽、まきの三人は、天気がいい大都会、東京に戻ってきていた。

先程昼食を摂り、今は公園近くのベンチで『日記』の内容を論議している。

海未「真姫には悪いです。『自分のお祖母様が原因で皆に迷惑がかかっている』ということになってしまいますからね」

花陽「で、でもここまで正確に書かれてたら、信じるしかないよ」

海未「『日記』の内容は、大まかにまとめましょう」

海未「真姫の祖母は、世界が生まれる前から概念として存在していたが、ある日、自分が何者なのかを考えたことにより、身体と蛇の能力を手に入れることができました」

海未「彼女は自分のことを知るため旅に出た。しかし『化け物』として虐げられてしまう。彼女は、人間を嫌うようになります」

海未「そして、蛇の能力を使って『この世で一番人に注目されないような場所』を探し当て、そこに一人で居続けようとしたが、そこに真姫の祖父が現れます」

海未「彼女は、彼に『一人で家を作れ』という無理難題を課して追い払おうとしたが、彼は本当に家を作り始めました」

海未「家の建設の最中、なかなか帰ってこない彼を心配したりもし、彼女は彼に好意を抱き始めます」

海未「そして家の完成後、彼は彼女にプロポーズをし、二人はめでたく結ばれました」

海未「…ここまではいいんです」

海未「『能力』について書かれているここからが本題ですよね」

海未「ではもう一度、私たちが把握している能力のことについて話し合いましょう」



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