海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
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131: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 16:51:27.92 ID:L0ciGIt40
海未「おお〜!凄いですね!」

その空間は、一面ガラス張りの窓に覆われ、未来的なホログラムのオブジェが荘厳さを醸し出す、家電売り場とは到底思えないような場所だった。

窓からは、オレンジ色の夕光が入り込んでいる。

遠くを見ると、「マウス・キーボード」と書かれた吊り看板が見えた。

海未はレジのあるスペースや、「PCとスマホを繋いで高画質ビデオ通話!」と称した、やたらと大きい看板の特集コーナーを横目に、吊り看板の真下に向かう。

ニコ『あっちみたいね。さ、早く買いましょう。暗くなっちゃうわ』

海未「いや、折角希が居たんですよ!?もう少し探し回ってもいいのではありませんか!?」

ニコ『まぁそうね…早く選んで東條希を探しま…』





―――突然だった。





バンッ!




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