海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
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128: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 16:49:09.69 ID:L0ciGIt40
前も座ったことがある気がする日陰のベンチに腰を下ろし、空を見上げる。

綺麗なマジックアワーだった。

そのままそっと、『あの子』の名前を口にする。

海未「…ことり」

海未(『夢』の中のあの子はどうしているのでしょうか)

海未(『夢』の外のあの子はどうしているのでしょうか)

海未(そんなことが最近、頭から離れなくなった)

海未「絶対に助けます」

海未「…『夢』の中でも、『夢』の外でm『あの〜…』

海未「ッ!?」

ニコ『…なんか熱くなってるところ申し訳ないんですが…早く行きませんか…?』

海未「…」

海未「〜〜〜〜〜!」

海未「解りました!///行きましょう行きましょう!////」

海未は恥ずかしがりながら小走りになって、西日の入り込む階段を下りていった。



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