43:名無しNIPPER[sage]
2018/08/15(水) 12:28:13.86 ID:TejnHRCr0
蘭「……はっ」
蘭(パッと目を開けると、見慣れた天井が見えた)
蘭「…………」
蘭「あたしの部屋だ……」
蘭(寝ぼけた目で部屋の中を見回す)
蘭(壁に掛けられた時計は午後6時を指していた)
蘭(開けっ放しにしていた窓から柔らかい夏の風が吹き込んできていた)
蘭「……やっぱり、あれは夢だったんだ」
蘭「ま、そうだよね。人間が猫になるだなんてこと、ある訳ないし」
蘭(と、枕元でスマートフォンの通知ランプが点滅しているのに気付いた)
蘭(いつから昼寝をしていたのか覚えていないけど、幼馴染の誰かから連絡が来ているのかもしれなかった)
蘭(スマートフォンを手に持ち、通知を見る)
蘭(アフターグロウのグループメッセージの通知が来ていた)
蘭(それを開いて、しばしあたしは固まる)
蘭(一番上に写真があった。送り主はひまりで、その下にトークが続く)
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