3:名無しNIPPER[sage]
2018/08/15(水) 07:44:42.33 ID:TejnHRCr0
もしも戸山香澄が着ぐるみだったら
香澄(もうすぐ憧れの高校生活!)
香澄(やっぱり最初のインパクトが大事だよね……何か変わった格好で学校に行ってみようかな?)
香澄(うーん、変わった格好……そうだ、昨日アニメで星形のマスクをかぶった人がいたし、それを真似してみよう!)
――時は流れ花咲川女子学園入学式、校庭にて
ザワザワ...ナニアレ...ホシ?
香澄(ふふふ……みんなの視線が私に集まっているのが分かる)
香澄(あっちゃんとお母さんには必死で止められたけど、押し切ってよかった!)
香澄(髪型も星をイメージしたものにするっていう隙を生じぬ二段構えだし!)
香澄「さってと、私のクラスはー、っと……わっ」ドン
山吹沙綾「あ、ごめ――えっ」
香澄「ううん、こっちもぶつかってごめんね。あれ、何かいい匂いが……」
沙綾「あー……うん……」
沙綾(なんだろうこの子、星形のマスク被ってる……関わらない方がいいかも)
香澄「そういえば朝ごはん食べてなかったなぁ」
沙綾「あ、ちょっと急ぐから……ぶつかってごめんね、それじゃ!」
香澄「……行っちゃった。人見知りする人なのかな? っと、それより私のクラスは……」
氷川紗夜「ちょっと、そこの新入生の方」
香澄「んーっと」
紗夜「そこの変なもの被った新入生!」ガシッ
香澄「……え、私?」
紗夜「あなた以外にいないわよ、被り物なんてしてる人は。それより、その被り物は?」
香澄「はい、星です!」
紗夜「質問が悪かったかしらね。どうしてそれを被っているのかしら」
香澄「私は星だからです!」
紗夜「…………」
紗夜「…………」
紗夜「……そう。詳しい話は生徒指導室で聞きます。ついてきてください」
香澄「え、ちょ、私これから入学式が……」
紗夜「そんな格好で参加させるとでも? いいからついてきなさい」
香澄「うわー」ズルズル
……………………
157Res/161.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20