139:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/19(日) 13:13:39.80 ID:L7rMXKsm0
はぐみ「わーい! こころん、こころーん!」ギュッ
こころ「あら、ダンスがしたいのかしら? いいわよ! 踊りましょう、はぐみ!」
花音「うぅ……」
薫「花音、そう落ち込むことはないさ。シェイクスピアもこう言っている。『所詮は人間、いかに優れた者でも時には我を忘れます』と」
美咲(喜び合って踊るこころとはぐみ、落ち込む花音さんを励ましてるつもりだろう薫さん)
美咲(そんな4人の姿を見ながら、思う)
美咲(こころのためにお屋敷を改造して怪盗ごっこをしたり、黒服を常に側につかせてとんでもない願いでも全部叶えちゃう、弦巻財閥のトップにしてこころのお父さん)
美咲(考えてみれば……そんな人がこころに無理強いしたりなんかする訳ないじゃん……)
美咲(なのにあたしはあんな……『セイシュン、感じちゃってます!』なんてことを……)
美咲「あーもうっ! それもこれもこころの言葉選びが悪いせいだぁ!!」
こころ「あら、今日の美咲はとっても元気なのね! やっぱり久しぶりに5人になれたから嬉しいのね!」
美咲「違うよ! もう、ホント、こころはもう少し人の気持ちを考えられる人になってよ!」
こころ「考える? って言われても、美咲は美咲だし、あたしはあたしじゃない? 1人1人みんな違うからこそ、世界はこーんなに楽しいんだから!」
美咲「はぁぁ……そういう話じゃないのに……」
こころ「あ、そうだ、美咲!」
美咲「今度はなんですか……」
こころ「あたしも美咲のこと、とってもだーい好きよ!」
美咲「えっ」
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