23: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/08/13(月) 23:18:16.28 ID:ppFvLiXj0
「じゃあ……。きつね貰っていいか?」
よし。
24: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/08/13(月) 23:19:18.92 ID:ppFvLiXj0
「そういえば、関東と関西で味が違うらしいな。これ」
「えっ、そうなん? 今度帰省するときに買ってこようっと」
25: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/08/13(月) 23:20:27.57 ID:ppFvLiXj0
プロデューサーさんの箸が、真っ先に油揚げを掴んだ。
「ちょっ」
26: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/08/13(月) 23:23:26.27 ID:ppFvLiXj0
「な、なんだ?」
「だって、プロデューサーさんが……」
27: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/08/13(月) 23:24:20.87 ID:ppFvLiXj0
「は? なに言ってんだ?」
「だ、だって……」
28: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/08/13(月) 23:25:23.55 ID:ppFvLiXj0
「油揚げ、最初に食べないか? 1番好きだし」
「……えっ?」
29: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/08/13(月) 23:26:24.23 ID:ppFvLiXj0
あたしの口角が、にへらと上がる。
最初に食べる。
1番好きだから。
30: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/08/13(月) 23:27:54.16 ID:ppFvLiXj0
「ね、プロデューサーさん。お揚げちょっとちょうだい?」
「なんだ、やっぱりこっちの方が良かったのか」
31: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/08/13(月) 23:28:41.39 ID:ppFvLiXj0
「はい、プロデューサーさん。トレードー」
赤い方の容器に天ぷらを放り入れる。
32: ◆vOwUmN9Rng[saga]
2018/08/13(月) 23:29:53.91 ID:ppFvLiXj0
「……まあ、たまにはこういうのもいいかもな」
「あたしも誘ってくれるんなら、残業中でも食べていいと思うよ?」
33:名無しNIPPER[sage]
2018/08/13(月) 23:30:57.27 ID:Ak+bmj4Bo
cmはどん兵衛なのに買ってきたのはマルちゃんの方なのね
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