【ガルパン】華「どうすればいいのでしょうか?」麻子「私に聞かんでくれ。」
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32:名無しNIPPER[saga]
2018/08/13(月) 21:08:00.94 ID:tUgwULA2O
「気をつけ!礼!」

「よろしくお願いします!」

いくら練習試合といえど、この瞬間だけは緊張する。私は相手校、サンダース大学付属高校を見いやった。

「見てなさい!今日という今日こそギャフンと言わせてやるんだから!」

「…」クチャクチャ

アリサにナオミだったか。相変わらず個性的な面子だ。私の好きなタイプではないが飽きがこない連中だろう。ふと、昨日五十鈴さんが言っていた言葉を思い出す。

『それは私にしか出来ない役回りなんですから…』

そうだ。皆それぞれ役割を、個性を持って生きているんだ。だったら、人気なんて気にしないで自分の道を進めばいいじゃないか。忘れられたら消える?そんなのはありえない。そう思うと、何故だかはわからんが少し勇気の様なものが湧いてきた。特に人気など気にしていたつもりは無いのにな。

ブロロロロ!

考え事をしていた私を、V12の振動が私を試合に引き戻す。

「それではみなさん、パンツァーフォー!」

隊長の掛け声が聞こえる。

「フォー!!」

私はいつもより、少しだけ。少しだけ力強く掛け声に応えた。





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