【咲-saki-】京太郎「二年生になったわけだが」咲「うん」
1- 20
110: ◆gE0Dwp4zvc[saga]
2018/08/19(日) 22:18:20.34 ID:4+5nv57z0
【しりあす()はしんだ!!!】







京太郎「片付け終わりましたよっと」

まこ「おお、こっちもな。といっても、コップと卓だけじゃが」

京太郎「………凄かった、としか言えませんね」

まこ「じゃな………あそこまでとは思わんかった。魔物なんて呼び方があるが、その意味を知ったわ」


咲「………それだけじゃないですよね」

京太郎「咲?」

咲「魔物だから強い、じゃなくて………きっと、衣ちゃんは『強くなろうとした』んだよね」

和「それはもちろん、私たちも、誰もが同じではありますが………」

優希「自分は強い、じゃなくて。強くなりたい………かぁ」

まこ「天江はきっと、初めて自分で足を踏み出したんじゃ」

咲「はい。勝つことが当たり前なんじゃなくて、誰にも負けないようにって。だから、あんなに眩しかった」

京太郎「………本当にすげえよな。海外武者修行ってのもそうだけど、あれだけ強くて、それでも貪欲で」

まこ「本当に必要なものはそういうもんなのかもしれんの」

優希「正直、見てて心折れたのは本当だじぇ。でも………」

和「そうですね。ふふ、灯火を分けていただいた気分です」

優希「おう!!!次は絶対勝ーーーーーつ!!ていうか、今度は私も打つじょ!!!」

まこ「ああ、次はな。そして、その次もまた次も」

京太郎「ですね。なんせ、世界とんでもねー速さでとんでもねー広さ回って帰ってきた人がいるんだ」





咲「打ちたい、遊びたい、逢いたい―――そう思えばいつだって」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
174Res/104.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice