7:名無しNIPPER[saga]
2018/08/08(水) 20:26:38.77 ID:m6HRoqd40
P「うーん、この時間だとコンビニくらいしか開いてませんね。サイズはわかりますか?」
あづさ「はい〜。」
P「それなら一緒に近くの店まで少し出かけますか。」
P(湯冷めもするんだろうか。風邪を引いたりしたら。)
あづさ「そうですね。歩きながらお話しましょう。」
P(…どうも、俺が考えているより、よほど「あずささんらしい」のかもしれない。)
あづさ「迷子にならないように、手を繋いでくださいね。」
P「わかりました。」
ドアを開けると爽やかな風が頬を撫でた。一応、バレないように帽子とサングラスをかけて、二人で外へ出た。
――――――
夜の街を手を繋いで歩く。
P(あずささんが酔って介抱したときは肩を貸したんだったか。)
取り留めなく考え事をしては掻き消えて、まとまらない思考のまま何かを話そうと思っていると、
あづさ「プロデューサーさん、私、歩くの遅くないですか?」
隣から申し訳なさそうな声が耳に届いた。
P「そんなことないですよ。育と比べたら速いくらいです。」
あづさ「育さんに聞かれたら、怒られちゃいそうですね。うふふ。」
屈託のない笑顔に見とれてしまう。
P「…あ、あの店ですね。」
あづさ「こんな近くにあるんですね〜。」
入店してからあづささんに財布を渡し、商品をレジに持って行ってもらう。
P(カードを渡して全額支払いで、と頼めばよかったかな。)
財布の小銭をこぼしてしまい、慌てふためく姿を見てそう思った。
一緒に拾おうとしてサングラスが鼻にぶつかってしまい、危うくバレそうになった。
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